TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 足踏み。東京エレクとSUMCOは好調継続で、「GoToトラベル」延長方針で旅行関連が高い。エムスリーやHOYAは下落
速報・市況2020年12月3日

☆[概況/大引け] 足踏み。東京エレクとSUMCOは好調継続で、「GoToトラベル」延長方針で旅行関連が高い。エムスリーやHOYAは下落

大引けの日経平均は26,809.37円の8.39円高、TOPIXは1,775.25ポイントの1.28ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,266、値下がり銘柄数は834。出来高は12億3,343万株、売買代金は2兆5,457億円。
日経平均は27,000円を前に足踏みとなった。
こうした中、EUV半導体投資拡大で恩恵を受けるという期待から東京エレクトロンは6日続伸となり、5Gスマホ向けに最先端ウエハの需要増加が見込まれているSUMCOは15連騰となった。
携帯料金の引き下げ圧力が警戒されているKDDIとソフトバンクも反発した。
政府は「Go To トラベル」の予算を来年1月ごろまでに予算を使い切る予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国内経済が落ち込んでおり、来年6月ごろまで延長する方針を固めたと報じられ、JR東日本や日本航空、HISやKNT-CTホールディングスといった旅行関連が買われた。
ショーケース(3909)はオンライン本人確認ツールがザイフ社の暗号資産交換所で採用されたため急騰した。
三光合成は電気自動車での樹脂部品の需要はガソリン車と比べて1~2割増えると黒田社長が語った記事が日経新聞に掲載されストップ高となった。
一方、ワクチンの普及に伴い、製薬会社から医師に対するオンラインの医療情報提供の需要が後退するという見方からエムスリーは売られた。
HOYAはマッコーリーによる投資判断引き下げが響き、良品計画は11月度既存店売上高の減収で売られた。
業種別上昇率上位は海運、空運、紙パルプ、非鉄、輸送用機器で、下落率上位は精密、ゴム、サービス、その他製品、医薬品。

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