TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 週末の手仕舞い売りをファイザーのワクチン申請が緩和し、TOPIXは小幅高に。任天堂は反落したが、ソニーは堅調。空運が高い
速報・市況2020年12月18日

☆[概況/大引け] 週末の手仕舞い売りをファイザーのワクチン申請が緩和し、TOPIXは小幅高に。任天堂は反落したが、ソニーは堅調。空運が高い

大引けの日経平均は26,763.39円の43.28円安、TOPIXは1,793.24ポイントの0.66ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,008、値下がり銘柄数は1,079。出来高は12億9,699万株。売買代金は2兆8,959億円。
週末の手仕舞い売りで反落したが、ファイザーが日本でも新型コロナワクチンの承認申請を行ったため、日経平均の下げ幅は小幅にとどまり、TOPIXは小幅高となった。
任天堂が反落し、東京エレクトロンとエムスリー、ダイキン工業が安い。そのほかセコムや不動産株が軟調だった。
一方、ソニーは堅調でリクルートが高く、デンソーはクレディ・スイスによる目標株価引き上げが好感された。
政府が航空会社の支援策で、空港使用料と管制業務に支払う航行援助施設使用料を減額すると報じられ、ANAと日本航空が買われた。
その他、水素関連の川崎重工が反発した。
日本製鋼所(5631)はSMBC日興証券が目標株価を引き上げた。電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池に使用されるセパレータ用フィルム・シート装置の受注見通しを上方修正したことが要因。その他、水素ステーション用の鋼製蓄圧器や、水素を常温低圧で安全に貯蔵可能な水素吸蔵合金を用いた水素貯蔵設備など、水素社会で注目されうる製品も保有していると紹介した。
業種別下落率上位はゴム、不動産、その他製品、機械、陸運で、上昇率上位は精密、空運、ノンバンク、石油、鉄鋼。

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