TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 都知事による外出自粛要請で反落。小売や外食が売られ、テレワーク関連や感染症対策関連、食品の一角は高い
速報・市況2020年3月26日

☆[概況/大引け] 都知事による外出自粛要請で反落。小売や外食が売られ、テレワーク関連や感染症対策関連、食品の一角は高い

大引けの日経平均は18,664.60円の882.03円安、TOPIXは1,399.32ポイントの25.30ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は897、値下がり銘柄数は1,226。出来高は20億4,967万株、売買代金は3兆3,049億円。
小池東京都知事が週末の外出自粛を要請したことを受けて、日経平均は反落した。
ショッピング関連のファーストリテイリングやアダストリアや回転寿司のスシローやくら寿司が売られ、イオンファンタジーやラウンドワンといったレジャー施設も安く、駐車場のパーク24も急落した。
昨日の業種別上昇率上位だった鉄鋼や海運、不動産が本日は下落率上位となった。
ソフトバンクグループは最大4.5兆円の資産売却を行い、自社株買いと負債削減に充当する計画だが、格付け会社のムーディーズが「資産価値と信用力が悪化する可能性がある」と指摘し2段階格下げした。格下げされたことに反発して、ムーディーズに依頼している格付けを取り下げると発表したため、大幅安となった。
一方、テレワーク関連のブイキューブ(3681)と感染症対策関連の日本エアーテックが再び急騰し、自宅で食事を摂ることで恩恵が期待された山崎パンや丸大食品、日清食品が高い。
業種別下落率上位は鉄鋼、海運、不動産、鉱業、ゴムで、上昇は紙パルプ、水産農林、保険、電力ガス。

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