TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 配当落ち分は約180円だったが、日経平均は小幅高。ファーストリテと東京エレクが買われ、コマツは宇宙関連ETFの組み入れ銘柄で上昇
速報・市況2021年3月30日

☆[概況/大引け] 配当落ち分は約180円だったが、日経平均は小幅高。ファーストリテと東京エレクが買われ、コマツは宇宙関連ETFの組み入れ銘柄で上昇

大引けの日経平均は29,432.70円の48.18円高、TOPIXは1,977.86ポイントの15.48ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は545、値下がり銘柄数は1,586。出来高は13億4,076万株、売買代金は2兆7,235億円。
本日の日経平均は配当落ちが約180円だったが、ETFが受取配当分を先物で買い建てることが作用し、小幅高となった。
配当落ちでソニー、武田、三菱商事など主力株は安かったが、ファーストリテテイリングが買われ、東京エレクトロンが堅調で、海運と空運が反発した。
コマツは米アーク・インベストメントの宇宙関連のETFで組み入れ銘柄だったことで上昇した。
ブリヂストンは拠点再編による収益性向上が期待され高い。
マニュアル制作会社のグレイステクノロジー(6541)は、買収による業績拡大や次世代AIマニュアルの本格立ち上げで収益が大幅な拡大局面と有望視したJPモルガンが、投資判断を新規に「Overweight」と発表したため急騰した。
半面、楽天は消費者にキャッシュバックを提供しているウェブサイトとモバイルアプリが、米IBMから技術特許侵害で提訴されたため、売られた。
業種別上昇率上位は海運、空運、ゴム、機械、鉄鋼で、下落率上位は保険、電力ガス、紙パルプ、卸売、倉庫運輸。

関連記事