TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 高値警戒感から反落したが、下げ幅は限定的。エムスリーやファナック、素材産業が売られたが、空運は経営統合説が蒸し返され、テーマ株のレノバとメドピアが高い
速報・市況2020年12月30日

☆[概況/大引け] 高値警戒感から反落したが、下げ幅は限定的。エムスリーやファナック、素材産業が売られたが、空運は経営統合説が蒸し返され、テーマ株のレノバとメドピアが高い

大引けの日経平均は27,444.17円の123.98円安、TOPIXは1,804.68ポイントの14.50ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は607、値下がり銘柄数は1,507。出来高は8億7,819万株、売買代金は1兆9,606億円。
前日の急騰(714円高)による高値警戒感から反落したが、下げ幅は限定的だった。
エムスリーや信越化学、ファナック、SMCが反落し、JFEを始めとした鉄鋼株と日本製紙などの素材産業が安い。
ブリストル・マイヤーズスクイブが「オプジーボ」について米国で小細胞肺がんの適応を取り下げると発表したため、小野薬品が下落した。
一方、ファーストリテイリングが買われ、半導体関連のレーザーテックとSUMCOが堅調。
その他、再生可能エネルギーのレノバとオンライン診療関連のメドピアも高い。
日本航空とANAは経営統合説が蒸し返された。
また、アパレル企業のアダストリアは9~11月期が15%営業増益となり急騰した。
明電舎(6508)は電気自動車向けモータとインバーターに注目したSMBC日興証券が目標株価を2,000円→2,700円に引き上げたことで買われた。
業種別下落率上位は紙パルプ、鉄鋼、繊維、ゴム、非鉄で、上昇は空運、海運、石油、証券。

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