大引けの日経平均は392円高の2万9,069円、TOPIXは27ポイント高の2,005ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,871、値下がり銘柄数は252。出来高は9億5,249万株、売買代金は2兆1,688億円。
年末商戦好調による米国株4日続伸が好感され、東証は3日ぶりに反発した。
レーザーテックと東京エレクトロン、ソニーグループ、ファナック、ダイキン、オリンパスが高い。
その他、印刷用紙の値上げを打ち出したものの浸透するのは難しいという見方から、これまであまり物色されなかった王子HD(3861)などの紙パルプ株も出遅れ感から買いが入った。
日本ゼオンは自社株買いの発表で上昇した。
直近新規公開株のネットプロテクションズが続伸。
一方、前日ストップ高となったタムラ製作所は高寄り後に下落した。
秋田沖の洋上風力発電事業者に選定されなかったレノバは2日連続ストップ安となった。
アウトソーシングは子会社の不適切な会計処理の影響で、第3四半期報告書の提出期限を延長していたが、監査法人の承認に時間がかかるため、再延長することで急落した。
業種別上昇率上位は精密、紙パルプ、水産農林、金属、機械で、下落は海運。(W)