TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 4連休を控え反落。ソニーやJR各社が下落。一方、日本電産が買われ、中国O-FILMが米国のエンティティリストに追加されたため、NISSHAは急騰
速報・市況2020年7月22日

☆[概況/大引け] 4連休を控え反落。ソニーやJR各社が下落。一方、日本電産が買われ、中国O-FILMが米国のエンティティリストに追加されたため、NISSHAは急騰

大引けの日経平均は22,751.61円の132.61円安、TOPIXは1,572.96ポイントの9.78ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は473、値下がり銘柄数は1,634。出来高は10億8,537万株、売買代金は1兆8,880億円。
4連休を控え、手控えムードから日経平均は反落した。
ソニーが利食い売りに押され、「Go To トラベル」の政策効果が期待しにくいためJR各社は売られた。
昨日は英アストラゼネカのワクチン関連として物色された第一三共も反落した。その他、テルモも安い。
安川電機は大和証券が中国市場の減速が懸念要因と指摘し、レーティングを「2」→「3」に下げたことで下落した。
ACCESSは上期営業赤字予想の拡大で急落した。
一方、日本電産は決算発表を受けて、モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「Overweight」に、目標株価を9,500円に引き上げたため買われた。日本電産は第1四半期に「ダブル・プロフィット・レシオ(WPR=利益率倍増)4プロジェクト」による原価改善等の効果が出ており、第2四半期以降売上高回復に伴いその効果はより大きくなると予想している。
米国商務省が中国のO-FILM社について、新疆ウイグル自治区のイスラム教徒の少数派グループに対し人権侵害を行ったとして「エンティティリスト」に追加したため、NISSHA(7915)はシェア拡大の可能性が期待され急騰した。
業種別下落率上位は陸運、医薬品、倉庫運輸、精密、水産農林で、上昇は鉱業、石油、建設。

関連記事