TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 6日ぶりに反落。ファーストリや自動車が売られ、レノバも安い。TSMCの設備投資計画で半導体製造装置は反発したが、電子部品の下落を受けて、百貨店が上昇
速報・市況2021年1月15日

☆[概況/大引け] 6日ぶりに反落。ファーストリや自動車が売られ、レノバも安い。TSMCの設備投資計画で半導体製造装置は反発したが、電子部品の下落を受けて、百貨店が上昇

大引けの日経平均は28,519.18円の179.08円安、TOPIXは1,856.61ポイントの16.67ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は486、値下がり銘柄数は1,652。出来高は12億4,926万株、売買代金は2兆8,376億円。
日経平均は前日までの5日間で1,642円上昇したため、週末の手仕舞い売りが出て反落した。
半導体不足による減産でトヨタやホンダが売られ、デンソーも安い。
ファーストリテイリングは海外ユニクロが計画下ぶれの見通しで売られ、再生可能エネルギーのレノバは利食い売りに押された。
一方、半導体受託製造世界最大手の台湾のTSMCが、2021年の設備投資計画を250億ドル~280億ドル(前年比45~62%増)と発表したため、半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンやSCREENは恩恵を享受するという期待で買われた。
キヤノンは減益予想ながら今期2度目の上方修正が好感された。
なお、半導体製造装置は反発したが、村田製作所やTDKなどの電子部品メーカーは下落したため、物色の矛先がバリュー系銘柄に向かい、高島屋(8233)や三越伊勢丹、Jフロントリテイリングといった百貨店が堅調となった。
業種別下落率上位は輸送用機器、繊維、電力ガス、非鉄、海運で、上昇は鉱業、ゴム、空運、石油。

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