TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 628円安の2万8,930円。ナスダック大幅安が響いた。ソフトバンクGとファーストリテ、住友鉱山の下げが大きい。リコーと日立造船はストップ高
速報・市況2021年3月4日

☆[概況/大引け] 628円安の2万8,930円。ナスダック大幅安が響いた。ソフトバンクGとファーストリテ、住友鉱山の下げが大きい。リコーと日立造船はストップ高

大引けの日経平均は28,930.11円の628.99円安、TOPIXは1,884.74ポイントの19.80ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は787、値下がり銘柄数は1,295。出来高は12億8,561万株、売買代金は2兆7,612億円。
米国で金利上昇によりナスダックが大幅安となったことが響き、日経平均は大幅反落となり、2万9,000円を割り込んだ。
ソフトバンクグループとファーストリテイリングが2銘柄で324円分押し下げた。
その他、住友鉱山を始めとした非鉄株の下落率も大きかった。
先週、ロシアの鉱山で水の流入を受け、生産を一部停止していたが、復旧作業が進展していることを受けて、3日のロンドン金属取引所のニッケル相場が一時、約4年ぶりの大幅下落となったことが作用した。
半面、大規模自社株買いを発表したリコーと大容量の全固体電池を開発した日立造船はストップ高となった。
パチンコ機メーカーの平和は、子会社のゴルフ場運営事業を有望視した三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き上げたことで注目され、急伸した。
婚活サービスのIBJ(6071)はSBI証券が紹介したことで堅調となった。解説によると、2020年の婚姻件数が12.7%減となり、1950年に次ぐ、戦後2番目に大きな減少となったため、2021年の出生数は80万人割れとなる可能性もあり、少子化問題が一段とクローズアップされる年になると予想している。
業種別下落率上位は非鉄、情報通信、その他製品、空運、精密で、上昇率上位は海運、不動産、銀行、石油、水産農林。

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