大引けの日経平均は806円高の6万5,020円、TOPIXは1ポイント高の4,103ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は788、下落銘柄数は712。出来高は22億1,033万株、売買代金は8兆3,282億円。
FRBのウォラー理事は9月3日の講演で、「最近のデータは、ようやくディスインフレの兆候が見え始めていることを示唆している」「今後2週間の間に発表されるデータでもこの流れが続くなら、私はFF金利誘導目標を現行水準に据え置くことを支持する方向に傾くだろう」と述べた。
9月15日~16日のFOMC(連邦公開市場委員会)での利上げ観測が後退し、米国金利が低下したため、3日の「NYSE FANG+指数」(=NYSE米国ビッグテック10指数)は8月13日以来およそ1カ月ぶりに最高値を更新した。
10銘柄はマイクロソフト、アップル、ブロードコム、アマゾン、メタ、ネットフリックス、エヌビディア、パラティアテクノロジーズ、アルファベット、マイクロンテクノロジー。
FANGはフェイスブック(現在のメタ)、アマゾン、ネットフリックス、グーグル(現アルフェベット)の頭文字で、アップルとマイクロソフトを加えるとFAANMGとなるが煩雑なので、FANG+と呼ばれる。
FANG+指数が最高値を更新したため、ソフトバンクグループ(9984)はビジョンファンドの運用成績が改善するという期待で買われた。キオクシアも顧客がFANG+指数に組み入れられていることから上昇した。
ニデックは調査委員会からの報告で品質不適切844件とされたが、5月に公表していた1000件超よりは少なかったため上昇した。
宝ホールディングス(2531)が上昇。以前、アクティビストのバリューアクト・キャピタルが大量保有報告書を提出していた企業だが「日本食・飲料に対する世界的な需要拡大を取り込むポテンシャルを持っている」としていた経緯がある。
一方、大手商社は反落。
金利上昇一服でAI関連に物色が戻ったため、バリュー株の海運株は反落した。
業種別上昇率上位は情報通信、証券、非鉄、空運、電機で、下落率上位は鉱業、海運、電力ガス、水産農林、医薬品。(W)
