TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] IMFが日本の成長率予想を上方修正したため、日経平均は朝方買われたが、米AMDが時間外取引で売られ、半導体関連が下落したことで伸び悩んだ
速報・市況2021年1月27日

☆[概況/大引け] IMFが日本の成長率予想を上方修正したため、日経平均は朝方買われたが、米AMDが時間外取引で売られ、半導体関連が下落したことで伸び悩んだ

大引けの日経平均は28,635.21円の89.03円高、TOPIXは1,860.07ポイントの12.07ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,291、値下がり銘柄数は814。出来高は11億5,958万株、売買代金は2兆6,188億円。
IMFが2021年の日本の成長率予想を2.3%→3.1%に上方修正したことが好感され、日経平均は朝方28,754円(208円高)となったが、半導体関連の下落が響き、伸び悩んだ。
米国の半導体メーカーのアドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)の第4四半期(10~12月期)決算と第1四半期(1~3月期)売上予想は、アナリスト予想を上回ったが、その先の第3四半期と第4四半期の鈍化が警戒され、時間外取引で下落した。
これを受け、東京市場でも東京エレクトロンやレーザーテック(6920)、ディスコ、アドバンテストが売られた。
一方、好決算だった日東電工は買われ、決算発表を前にキーエンスとキヤノンも上昇した。
JCRファーマは英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの原液製造工場がTBSのニュース番組で報じられたことで高い。
東京製綱は日本製鉄のTOBに反対表明の観測報道で大幅高となった。
クリエイト・レストランツは株主優待食事券の権利取りの動きで高い。
業種別上昇率上位は不動産、電機、食品、その他製品、機械で、下落率上位は海運、鉄鋼、空運、精密、電力ガス。

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