TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] IOCが東京五輪延期含めて検討で、下落した場面もあったがアク抜け期待から上昇。中国関連高い
速報・市況2020年3月23日

☆[概況/大引け] IOCが東京五輪延期含めて検討で、下落した場面もあったがアク抜け期待から上昇。中国関連高い

大引けの日経平均は16,887.78円の334.95円高、TOPIXは1,292.01ポイントの8.79ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,613、値下がり銘柄数は527。出来高は26億9,739万株、売買代金は4兆152億円。
IOCが東京五輪について延期を含めて検討と発表し、安倍首相も延期を容認する考えを示したことで、日経平均は前場に下落した場面もあったが、アク抜け感への期待で上昇に転じ、一時17,000円に戻した場面もあった。
ソフトバンクグループや三菱UFJ、アドバンテストが買われ、中国経済が正常化に向かっているためファナックや住友鉱山、伊藤忠商事(8001)も高く、日新などの倉庫運輸株も上昇した。
その他、調整が続いていたSOMPOなどの保険株にも買いが入った。
半面、トヨタは北米工場の休止延長で売られた。
加えて、東京五輪の延期が濃厚なため、テレビ買い替え需要の後退からケーズHDやヤマダ電機が売られ、訪日観光客関連の百貨店も下落した。
業種別上昇率上位は非鉄、保険、倉庫運輸、医薬品、石油で、下落率上位は空運、精密、小売、輸送用機器、化学。

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