TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] NY州知事と米大統領のインフラ支援協議を控え、時間外でNYダウ先物が上昇し、後場の日経平均は連れ高となったが、26週線では上値抑制
速報・市況2020年5月27日

☆[概況/大引け] NY州知事と米大統領のインフラ支援協議を控え、時間外でNYダウ先物が上昇し、後場の日経平均は連れ高となったが、26週線では上値抑制

大引けの日経平均は21,419.23円の148.06円高、TOPIXは1,549.47ポイントの14.74ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,431、値下がり銘柄数は662。出来高は17億6,330万株、売買代金は2兆8,756億円。
前場の日経平均は前日終値を挟んだ状況だったが、NY州知事がトランプ大統領と会談し、インフラ支援を含め協議することを受けて、時間外取引でNYダウ先物が上昇したため、後場の日経平均は連れ高となったが、26週移動平均線(21,452円)の水準では上値が抑制された。
JPモルガン・チェースの最高経営責任者が年後半は貸倒引当金を増やす必要はないという見方を示したため、昨日の米国市場で他の金融株も買われ、本日の東京株式市場でも三菱UFJFGや三井住友FGが物色された。
日機装(6376)は深紫外線LEDによる新型コロナウイルスの不活性化試験を宮崎大学医学部の共同研究講座で実施し、有効性を確認したと発表したため、大幅高となった。
半面、日本航空やHISなど旅行関連は反落し、東京エレクトロンやSCREENなどの半導体製造装置メーカーも安い。その他、SCSKや日本ユニシスといった情報化関連も下落した。
業種別上昇率上位は証券、鉄鋼、ゴム、保険、海運で、下落は空運、陸運、不動産、情報通信、その他製品。

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