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速報・市況2020年4月1日

☆[概況/寄り付き] ほぼ全面安。任天堂と富士フイルムは堅調持続

9時8分時点の日経平均は18,599.11円の317.90円安、TOPIXは1,382.12ポイントの20.85ポイント安。
取引開始前に発表された3月調査の日銀短観で大企業・製造業の業況判断は-8(市場予想-10)となり、先行きは-11(市場予想-15)だった。
日銀短観は市場予想ほど悪化しなかったが、早めに回答した企業の景況感はその後悪化しているという見方から、日経平均は3日続落の始まり。
ソフトバンクグループやトヨタ、リクルート、ファーストリテイリング、NTTドコモ、武田薬品、ファナックなどコア銘柄が安い。
昨日買われた国際帝石も反落し、空運株と海運株が下落率上位で、エーザイや大日本住友製薬といった医薬品株も軟調。
日本板硝子は無配を発表し下落率上位となっている。
一方、巣ごもり関連の任天堂は11日続伸で、新型肺炎治療薬の富士フイルムは4日続伸となっている。
キョーリン製薬HD(4569)は4月中旬をメドに新型コロナウイルスの検出試薬を発売すると発表したことで高い。
業種別下落率上位は空運、鉱業、陸運、医薬品、電力ガスで、上昇はその他製品。

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