TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] もみ合い。職場接種医師紹介のエムスリーが買われ、全固体電池関連の東邦チタンも高い。一方、不動産と銀行は下落
速報・市況2021年6月11日

☆[概況/後場寄り] もみ合い。職場接種医師紹介のエムスリーが買われ、全固体電池関連の東邦チタンも高い。一方、不動産と銀行は下落

12時42分時点の日経平均は1円高の2万8,960円、TOPIXは1ポイント安の1,954ポイント。
週末の手控えやSQ推計値の2万9,046円が上値抑制要因となり、日経平均はもみ合い。
新型コロナウイルスワクチンの職場接種を行う企業に医師を紹介するエムスリーが買われている。
東邦チタニウム(5727)は「リチウムイオン伝導性固体電解質」の開発を行っているため、全固体電池関連として物色されている
一方、三鬼商事が集計した5月の都心5区のオフィス空室率は前月比0.25%ポイント上昇の5.90%と15カ月連続での上昇となった。
オフィス集約に伴う大型解約が続いたことによりネット需要は11.2万平方メートル減少と大幅なマイナスとなったという。
これを受けて、三井不動産を始めとした不動産株が安い。
長期金利の低下で銀行株も下落している。
業種別上昇率上位は海運、医薬品、電力ガス、石油、その他製品で、下落率上位は空運、不動産、銀行、機械、ノンバンク。(W)

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