12時36分時点の日経平均は310円高の2万8,279円、TOPIXは3ポイント高の1,989ポイント。　
大和証券ではFRB議長の講演について、8月26日のジャクソンホールでの超タカ派講演は、2日前に学生ローンの一部帳消しと、年末までの返済猶予延長を発表したことを不満に思っての事だったろうと推察。
現在、バイデン大統領は最高裁に意見を聞く姿勢に転じ、借金帳消しがキャンセルされる可能性や突然借金返済が始まる可能性によって労働参加率が高める効果があると、現状では判断したのだろうと受け止めている。
そして、中国コロナ規制緩和期待やパウエル講演と相俟って、テックのリバウンドとバリューとの全面高で騰落レシオ超過熱し、年末3万円が見えてきたと予想している。
後場の日経平均は前引けとほぼ同じ水準。
東京エレクトロンは三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを「Neutral」→「Overweight」に引き上げたため、値保ちが良く、アドバンテストが上げ幅を広げた。
日本電波工業は大幅続伸。
エーザイはやや上げ幅を縮めた。
しずおかFG(5831)や西日本FHなど地銀株が安い。

業種別上昇率上位は電機、化学、金属、紙パルプ、機械で、下落率上位は保険、不動産、銀行、建設、電力ガス。（W）