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速報・市況2020年4月3日

☆[概況/後場寄り] ロックダウンを警戒し、後場の日経平均は小幅安に

12時38分時点の日経平均は17,793.54円の25.18円安、TOPIXは1,331.38ポイントの1.51ポイント高。
後場の日経平均は値下がりに転じた。
首都圏で外出制限が強化された場合、金融関係者の在宅勤務が増えることで、流動性がさらに低下し、値動きが激しくなる恐れがあると指摘されている。
JPモルガンでは4~6月期のGDPを前期年率7.0%減少と予想しているが、4月一杯首都圏でロックダウンが実施された場合は、17.0%減少に落ち込むと見込んでいる。
ただし、個人消費が落ち込んだ場合の影響は、未上場の中小企業に大きく、大企業では相対的に小さいことから株価調整は年初来安値を更新するような大幅なものとなるリスクは小さいと解説している。
TDKや京セラなどの電機株が売られ、東京製鉄や日本ガイシも安い。
キユーピーは業務用の販売苦戦を予想し、通期業績見通しを下方修正したことで売られている。
一方、王将フード(9936)が反発している。鳥貴族や串カツ田中が臨時休業となるため、いくらかは需要を取り込めると期待された。
業種別下落率上位は鉄鋼、空運、ゴム、ガラス土石、金属で、上昇率上位は鉱業、石油、電力ガス、保険、紙パルプ。

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