TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 中国だけ拡大を続けるのは難しいという見方から上げ幅縮小。米ロ首脳が電話会談を行ったことを受け石油関連は高い
速報・市況2020年3月31日

☆[概況/後場寄り] 中国だけ拡大を続けるのは難しいという見方から上げ幅縮小。米ロ首脳が電話会談を行ったことを受け石油関連は高い

12時38分時点の日経平均は19,116.18円の31.21円高、TOPIXは1,426.49ポイントの9.05ポイント安。
中国国家統計局が発表した3月の購買担当者景気指数は、製造業、非製造業とも過去最低となった2月から急回復し、いずれも好不況の分岐点となる50を上回ったが、取引先の海外が行動制限となっているため、中国だけ拡大を続けるのは難しいという見方から、後場の日経平均は前引けに比べて、上げ幅を縮めた。
前場は買われたインバウンド関連の資生堂とコーセーも後場は買いが続かず、中国向け売上高比率の高いダイフクは上げ幅を縮めた。
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談して原油価格について協議したため、JXTG(5020)や出光興産が高い。
一方、銀行株は売られ、三井物産などの商社株も安い。
業種別上昇率上位は石油、鉱業、精密、電機、その他製品で、下落率上位は鉄鋼、銀行、卸売、水産農林、電力ガス。

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