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速報・市況2022年5月20日

☆[概況/後場寄り] 米株指数先物の上昇も寄与。大阪チタニウムが一段高

12時38分時点の日経平均は297円高の2万6,700円、TOPIXは13ポイント高の1,873ポイント。
香港株の上昇に加えて、時間外取引の米株指数先物の上昇も日経平均の支援材料となっている。
米国では小売のウォルマートやターゲットの業績悪化で消費に対する不安感が台頭したが、不振の一因は巣ごもり向け消費財を仕入れ過ぎたためと大和証券では解説している。
1月のオミクロン株流行で巣ごもり関連消費の取り込みを狙ったが、結果が裏目に出て、ターゲットではテレビなどの在庫評価損を抱えた。
2~4月期はレストラン予約や空港関連の統計が大きく回復してきたので、5月30日のメモリアルデーの連休からサービス消費が一段と大きく伸びてもおかしくないと指摘している。

後場の日経平均は引き続き日本郵船を始めとした海運株とソフトバンクグループやリクルートが買われ、大阪チタニウムは一段高。
19日に立会外で自社株買いを実施したオープンハウス(3288)は3日続伸。
一方、三菱重工は反落している。

業種別上昇率上位は海運、非鉄、精密、鉄鋼、サービスで、下落率上位は電力ガス、建設、紙パルプ、倉庫運輸、ガラス土石。(W)

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