12時41分時点の日経平均は316円高の3万1,240円、TOPIXは15ポイント高の2,161ポイント。
米国でデフォルト(債務不履行)が回避される見通しとなったことは好材料だが、岸田首相の長男が首相公邸内で忘年会を開いたことで批判されていることに加えて、公明党が衆議院選挙になった場合、東京では自民党の候補者に推薦を出さない方針を決めたことを受けて、岸田首相が衆議院の早期解散を行いにくくなったと推測されていることはマイナス材料と見られている。
引き続き、ソフトバンクグループや三井住友、川崎汽船が買われ、大阪油化(4124)が大幅続伸。大阪油化は精密蒸留・精製を手掛けているため、再生可能な航空燃料(SAF)関連と期待されている。
一方、ダイドーリミテッドは年初来安値を更新した。

業種別上昇率上位は卸売、海運、銀行、鉱業、保険で、下落は電力ガス。（W）