TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 都内の感染者数が2日続けて100人を超える見通しだが、相場は動揺せず
速報・市況2020年7月3日

☆[概況/後場寄り] 都内の感染者数が2日続けて100人を超える見通しだが、相場は動揺せず

12時37分時点の日経平均は22,221.43円の75.47円高、TOPIXは1,544.55ポイントの1.79ポイント高。
東京都の小池知事は、都内の3日の新型コロナウイルスの感染者数について、2日に続いて100人を超えるという見通しを示した。
後場の日経平均は前引けとほぼ同じ水準で取引されている。
なお、現在の感染者は第1波と違って若者の感染が多く、医療体制の立て直しもあって死亡者の増加ペースが抑制されている。
これにより3月の第1波のような死への恐怖を伴ったパニック売りは抑制されている様子。
昨日、NY市場に新規上場した米新興保険会社のレモネードの終値は公開価格の2.4倍となったため、出資しているソフトバンクグループが買われている。
5Gでは4Gよりもデータ量は3倍に拡大すると言われているが、膨大なデータを処理するためにデータセンター向け投資が拡大していて、半導体製造装置メーカーの東京エレクトロン(8035)が高い。
ワイヤレスゲートやGMOクラウドといった情報通信関連も上昇している。
一方、日本製紙などの紙パルプ株や東急不動産や野村不動産といった不動産株が値下がりとなっている。
業種別上昇率上位はその他製品、精密、情報通信、化学、電機で、下落率上位は空運、紙パルプ、水産農林、海運、不動産。

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