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速報・市況2020年3月30日

☆[概況/後場寄り] 銀行や空運、保険が安いが、任天堂が下げ渋り

12時36分時点の日経平均は18,768.18円の621.25円安、TOPIXは1,407.49ポイントの52.00ポイント安。
新型コロナウイルス感染者数の増加や外出自粛の長期化による経済悪化が警戒され、日経平均は大幅反落となっている。
ANAなどの空運株が反落している。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の解説によると、ビジネス客とインバウンドを含むレジャー客の両方が蒸発しており、国内航空会社の減収額は既に、2003年のイラク戦争。SARS禍時を上回り、5月にはリーマン・ショック時を上回る見込みだという。
銀行株と保険株や倉庫運輸も売られている。
外食産業による設備投資の冷え込みが不安視され、業務用厨房機器のホシザキも安い。
一方、任天堂(7974)が下げ渋りを見せている。巣ごもり消費で恩恵を受けることや、損益分岐点比率が低いため、売上高が急減しても不況抵抗力が強いことも下支え要因となっているようだ。
ローソンが堅調となっている。
業種別下落率上位は銀行、空運、保険、倉庫運輸、石油で、上昇業種はなし。

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