TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 先週末の上げ幅以上に反落。全面安で銀行と保険の下げが目立つ
速報・市況2020年3月30日

☆[概況/10時] 先週末の上げ幅以上に反落。全面安で銀行と保険の下げが目立つ

10時1分時点の日経平均は18,599.53円の789.90円安、TOPIXは1,396.51ポイントの62.98ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は2,002。出来高は5億1,030万株、売買代金は8,392億円。
日経平均は先週末に724円高となったが、本日はそれ以上に値下がりとなっている。
みずほ証券では業績や景気は予想以上に悪いのに、株価の戻りが大きすぎると指摘していた。4~6月の日経平均は16,000~19,000円を中心とした底這いの動きと予想しているが、7月頃には、世界のコロナウイルスの収束見通しが強まり、年後半の大型景気対策の効果発現を織り込んで、9月末に日経平均が20,000円を回復すると見込んでいる。
本日の相場全面安で、三井住友などの銀行株とMS&ADなどの保険株の下落率大きく、熊谷組や西松建設といった公共投資関連の下げも目立つ。
一方、富士フイルム(4901)が新型コロナウイルス感染症への治療効果が期待できるインフルエンザ薬「アビガン」の増産を決めたことで続伸となっている。
テレワーク関連のブイキューブは6日続伸となり、シンシアは自社株買い発表が好感された。
業種別下落率上位は銀行、石油、空運、保険、倉庫運輸で、上昇業種はなし。

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