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速報・市況2022年10月5日

☆[概況/10時] 時間外取引で米株先物が小幅安となり、日経平均は上げ幅を縮小

10時0分時点の日経平均は99円高の2万7,091円、TOPIXは8ポイント高の1,915ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,251、下落銘柄数は501。出来高は3億8,552万株、売買代金は9,098億円。
日経平均は寄り付き直後に付けた224円高の2万7,216円を高値に上げ幅を縮めた。
時間外取引で米株先物が小幅安となったため、今晩の米国株の動きが気掛かりとなっている。
米国の8月の雇用動態調査で求人数の低下の一方、離職率(非自発的)は上昇している。賃金の上昇がインフレ圧力となっていたため、求人数の低下でインフレ圧力が後退すれば、FRBが大幅な利上げを続ける必要性が薄れると期待されたが、レイオフの動きが強まるほど景気が悪化すれば、米国株は下落すると警戒されている。

東証プライム市場では日本郵船が買われ、伊藤忠が続伸。HOYAが高い。
ABCマートは9月既存店売上高が前年同月比18.1%増となったことで買われた。
レーザーテックと東京エレクトロン、ソニーグループ、トヨタが小幅安となり、メルカリも反落。
エスプール(2471)はコールセンター向けの派遣事業が計画に比べて苦戦しているため、大幅安となった。

業種別上昇率上位は精密、繊維、機械、鉱業、海運で、下落は医薬品、建設、食品、陸運、その他製品。(W)

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