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速報・市況2020年5月28日

☆[概況/10時] 第2次補正予算の中小企業支援が好感され上げ幅拡大

10時0分時点の日経平均は21,766.70円の347.47円高、TOPIXは1,571.22ポイントの21.75ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1447、値下がり銘柄数は638。出来高は5億4,745万株、売買代金は8,243億円。
日経平均は寄り後も上げ幅を拡大した。
第2次補正予算の規模は31.9兆円、事業規模は117.1兆円。ゼロ金利・無担保融資等や雇用調整助成金の追加、家賃補助など中小企業支援が柱となっている。
SMBC日興証券では、真水は約10兆円で政府の直接購入ではなく、民間への所得移転であるため、GDPの押し上げ効果は小さいが、現在は需要の喚起よりも企業センチメントの下支えを通じて景気の底割れを防ぐことが重要であり、その意味で今回の中小企業に対する手厚い支援は一定の評価ができると解説している。
ファーストリテイリングやダイキン工業、京セラ、電通が上げ幅を拡大し、SMCは最高値を更新した。
日産自動車(7201)はルノーと統合はしないが、3社の提携を深掘りすることでコスト削減が進むと期待された。
一方、レーザーテックは続落となり、デジタルガレージやオープンドアが安い。
業種別上昇率上位は銀行、鉄鋼、証券、保険、輸送用機器で、下落は鉱業、石油。

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