TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] やや下げ渋りの状況。WHOが近日中に発表するとみられる重症化リスクについての見解がポイント
速報・市況2021年12月6日

☆[概況/2時] やや下げ渋りの状況。WHOが近日中に発表するとみられる重症化リスクについての見解がポイント

2時0分時点の日経平均は79円安の2万7,949円、TOPIXは7ポイント安の1,950ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,033、値下がり銘柄数は1,036。出来高は7億2,522万株、売買代金は1兆6,608億円。
日経平均は2万8,000円を下回っているもののやや下げ渋りの状況。
野村証券では、オミクロン型が世界経済の脅威となるかどうかは、各国で大規模・長期間のロックダウンが必要になるかが鍵を握ると解説。
現時点でこの変異種は、感染力の高さ、ワクチンの効きにくさが指摘されている一方、無症状・軽症者が大多数とされるため、世界はコロナ克服に向かっているとの基本観は変わらないという。
そして、当面のチェックポイントは、WHOが近日中に発表するとみられる重症化リスクについての見解であり、各国の対応方針に影響するため重要と紹介した。
後場の相場はJCRファーマ(4552)が年初来安値を更新。
ソフトバンクグループとZHDが安い。
一方、レーザーテックやSUMCOは安いが、東京エレクトロンは韓国サムスン電子がファウンドリ事業の強化に力を入れており、設備投資を実施すると恩恵を受けるという期待から上昇した。
業種別下落率上位は情報通信、医薬品、サービス、精密、輸送用機器で、上昇率上位は鉱業、紙パルプ、鉄鋼、石油、水産農林。(W)

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