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速報・市況2020年3月31日

☆[概況/2時] 中央防災会議の報告書で富士山噴火リスクも警戒され、下げ幅拡大

2時0分時点の日経平均は18,938.57円の146.40円安、TOPIXは1,405.38ポイントの30.16ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は423、値下がり銘柄数は1,711。出来高は10億8,872万株、売買代金は1兆7,785億円。
後場の日経平均は再び下落となっている。
政府の中央防災会議の作業部会が、富士山が大規模噴火した際の降灰の影響で、首都圏は鉄道の運行停止や停電、道路の通行不能が相次ぎ、「生活支障が広範囲、長期に及び、社会的混乱が発生する」とする報告書をまとめたため、新型コロナウイルスに加えて、富士山噴火のリスクも警戒された。
トヨタや三菱UFJFG、NTT、オリエンタルランド、コマツ、日本航空などが安く、ファナックと東京エレクトロンも下落に転じた。
一方、ヒト・コミュニケーションズHD(4433)は子会社のビービーエフがECサイト支援事業を行っているため、巣ごもり消費関連の物色が向かい、ストップ高となった。
ネオジャパンはテレワーク関連としてストップ高となっている。
業種別下落率上位は鉄鋼、銀行、水産農林、輸送用機器、卸売で、上昇は石油と鉱業。

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