TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 本日の安値圏での取引。AOKIや日本製紙、三菱UFJリースが年初来安値を更新
速報・市況2020年10月30日

☆[概況/2時] 本日の安値圏での取引。AOKIや日本製紙、三菱UFJリースが年初来安値を更新

2時3分時点の日経平均は23,134.86円の197.08円安、TOPIXは1,588.08ポイントの22.85ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は293、値下がり銘柄数は1,838。出来高は7億7,974万株、売買代金は1兆5,855億円。
大和証券による主要状況企業(除く金融、集計対象175社)のうち10月29日までに決算を発表したのは35%で、売上高は前年同期比9.5%減収で、経常利益は36.1%減益となっているという。
そして、製造業の11.1%減益に対して、非製造業は63.2%減益と大きな差が出ていて、コロナ禍からの回復が進む製造業と悪影響が色濃く残る非製造業という構図が見られると指摘している。
製造業では、巣籠り需要の追い風を受けたソニーやデータセンター用HDDモーターが拡販となった日本電産が好調だったが、非製造業は旅客数が大幅減少となったANAやJR東日本の業績が悪化した。
後場の日経平均は本日の安値圏での取引となっている。
在宅勤務の普及により悪影響を受けているスーツのAOKIや印刷用紙の日本製紙、航空機リースが不振の三菱UFJリースが年初来安値を更新した。
一方、アドバンテストとファナックは堅調で、塩野義製薬(4507)は自社株買い発表が好感された。
業種別下落率上位は紙パルプ、証券、繊維、医薬品、ノンバンクで、上昇業種はなし。

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