2時4分時点の日経平均は167円高の3万9,907円、TOPIXは22ポイント高の2,744ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,164、下落銘柄数は444。出来高は13億9,926万株、売買代金3兆7,709億円。
日銀がマイナス金利解除やイールドカーブコントロール(長短金利操作)の撤廃を決めたものの、国債はこれまでと同程度購入すると表明し、緩和的な金融環境が継続すると考えていると記したため、円相場が1ドル＝150円台となり、日経平均は再び、本日の高値圏に向った。
レーザーテックやトヨタ、デンソーが買われ、緩和的な金融環境の継続期待で三井不動産と三菱地所も高い。大和証券(8601)が昨年来高値を更新した。
一方、マイナス金利解除は織り込み済みという見方からメガバンクは小幅安となり、りそなが売られた。

業種別上昇率上位は不動産、鉱業、ゴム、ノンバンク、輸送用機器で、下落は海運、医薬品、銀行、精密。（W）