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速報・市況2019年6月27日

☆[概況/2時] 21,300円の水準では頭打ち

2時0分時点の日経平均は21,270.67円の184.08円高、TOPIXは1,548.11ポイントの13.77ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,604、値下がり銘柄数は471。出来高は8億1,244万株、売買代金は1兆2,699億円。
日経平均は21,300円の水準では頭打ちになっている。
米中が暫定的な貿易戦争の停戦で合意したと報じられたことは好感されているが、7月1日の香港の返還記念日に実施されるデモに対して、中国政府が弾圧的な姿勢を取れば、世界中の非難を受けると共に、米国が中国に配慮して関税問題を撤回する根拠も失われるといった不安も聞かれた。
任天堂とZOZOは日経平均への採用期待で高く、米国半導体株高の流れを引き継ぎ、東京エレクトロンとSUMCOが買われている。その他、中国関連の安川電機も上昇し、ユニオンツールも高い。
さらに、公共投資関連の熊谷組(1861)やショーボンドも物色されている。
こうした中、日本新薬やハウス食品といったディフェンシブ株には買いが波及せず、サイボウズは業績予想を上方修正したが、期待値に届かず売られた。
業種別上昇率上位は機械、海運、石油、ガラス土石、証券で、下落率上位は医薬品、水産農林、食品、電力ガス、不動産。

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