1月10日の米国株式市場でNYダウは一時591ドル安。
引き続き、金融引き締めのペースが早まると警戒されている。
JPモルガンのCEOは米国経済は高インフレを引き起こしており、FRBは今年4回以上の利上げを実施する必要があるかもしれないと述べた。
フォードやビザが売られ、ナイキはHSBCが投資判断を「Hold」に下げたことで下落した。
一方、ユナイテッドヘルスはエドワード・ジョーンズが新規に「Buy」と発表したことで買われた。その他、ブリストルマイヤーズやメルクといった医薬品株が高い。
ナスダックは終盤下げ渋った。ペイパルやコストコが売られたが、テスラは反発し、モデルナとインテルが買われた。
NYダウ工業平均は前日比162ドル(0.45%)安の36,068ドル。ナスダック総合指数は前日比6ポイント(0.05%)高の14,942。S&P500指数は前日比6ポイント(0.14%)安の4,670。
NYダウ採用銘柄はナイキ、ボーイング、ビザなどが売られ、インテルやメルク、ユナイテッドヘルスなどが買われた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。