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概況/米国市場2022年1月22日

☆1月21日の米国株式市場は、NYダウは6日続落、ナスダックは4日続落

1月21日の米国株式市場でNYダウは6日続落となった。
動画配信のネットフリックスの1~3月期の契約者数見通しがアナリスト予想を大幅に下回ったためナスダック市場で急落した。
NY証券取引所では、ディズニーは動画配信事業への連想で売られ、巣ごもり需要の鈍化懸念から、Eコマースプラットフォームのショッピファイやオンラインゲームのロブロックス、フードデリバリーーのウーバー・テクノロジーズも下落した。

その他、来週のFOMCを控え、今後の金融引き締めによる景気減速懸念も不安視されているため、ビザやフォード、ボーイングといった景気敏感セクターも軟調だった。

ロシアによるウクライナへの再侵攻懸念で、安全資産とされる米国債が買われたため、金利が低下し利ザヤ縮小の観点からウェルズファーゴなどの金融株も売られた。

ナスダックも4日続落。ネットフリックスが急落し、アマゾンも動画配信の鈍化懸念で売られた。
ハイテク株が売られた影響で、ビットコインが下落し、コインベースが安い。

NYダウ工業平均は前日比450ドル(1.30%)安の34,265ドル。ナスダック総合指数は前日比385ポイント(2.72%)安の13,768。S&P500指数は前日比84ポイント(1.89%)安の4,397。
  
NYダウ採用銘柄はディズニーやボーイング、ビザなどが売られ、マクドナルドやP&G、ナイキは小幅高となった。上昇は3銘柄、下落は26銘柄。

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