インフレに対する警戒感や26日のFOMCの対応、ウクライナ情勢に対する不安で、1月24日のNYダウは一時1,115ドル安の3万3,150ドルとなった。
12日の終値の3万6,290ドルから24日の取引時間中の安値まで3,140ドル(8.6％)の下げとなったため、値ごろ感による買いが入り、取引終了にかけて切り返し、7日ぶりの反発となった。

ビザやマスターカード、ファイザーは売られたが、ショッピファイが反発し、ホームデポが上昇。
百貨店のコールズは、2つの投資会社から買収の可能性について打診を受けたと報じられ、急騰した。

ナスダックも取引終了間際に持ち直し、5日ぶりの反発。
テスラやAMD、ネットフリックスは安いが、アマゾンとメタプラットフォームずは反発した。

NYダウ工業平均は前日比99ドル(0.29％)高の34,364ドル。ナスダック総合指数は前日比86ポイント(0.63％)高の13,855。S＆P500指数は前日比12ポイント(0.28％)高の4,410。
　　
NYダウ採用銘柄はビザやメルク、ジョンソン＆ジョンソンなどが売られ、ホームデポやトラベラーズ、ナイキなどが買われた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。