1月25日の米国株式市場でNYダウは3日続落。メルクが新型コロナウイルスワクチン2種類の開発を打ち切ると発表したことを受けて、NYダウは朝方一時432ドル安となったが売り一巡後下げ幅を縮めた。メルクも売られたが、その後下げ渋り、小幅高で取引を終えた。
ボーイングやGMが売られ、JPモルガン・チェースやシティグループといった金融株も安い。
一方、ゲームストップのビッグデータ解析のパランティアテクノロジーズが買われた。

ナスダックは5日続伸。テスラやアップル、マイクロソフト、フェイスブックが高く、ネットフリックスやプラグパワーは安い。

NYダウ工業平均は前日比36.98ドル安(0.12％安)の30,960.00ドル。ナスダック総合指数は前日比92.93ポイント高(0.69％高)の13,635.99。S＆P500指数は前日比13.89ポイント高(0.36％高)の3,855.36。　　　

NYダウ採用銘柄はアメリカン・エキスプレス、キャタピラー、ゴールドマン・サックスなどが売られ、アップルやP＆G、ベライゾンなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は15銘柄、上昇は15銘柄。