2月12日の米国株式市場でNYダウは下落していたが、イエレン財務長官がG7財務相・中央銀行総裁会議で大規模財政出動による経済対策で協調を呼び掛けたため、買戻しが入り、取引終了にかけて反発に転じた。
長期金利上昇を受けてJPモルガン・チェースなどの金融株が買われた。
電気自動車向けバッテリーメーカーのクアンタムスケープが急騰。

ナスダックは続伸。半導体メーカーのAMDと暗号資産関連のペイパルが買われ、ビットコインマイニング企業のライオット・ブロックチェーンが高い。

NYダウ工業平均は前日比27.70ドル高(0.09％高)の31,458.40ドル。ナスダック総合指数は前日比69.70ポイント高(0.50％高)の14,095.47。S＆P500指数は前日比18.45ポイント高(0.47％高)の3,934.83。　　　

NYダウ採用銘柄はインテル、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどが買われ、ディズニーやユナイテッドヘルス、ナイキなどが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は18銘柄、下落は12銘柄。