2月18日の米国株式市場でNYダウは4日ぶりに反落した。
週間の新規失業保険申請件数は86万1千件と、前週の84万8千件から悪化した。市場予想は76万5千件だった。
NYダウは一時327ドル安となったが、ペロシ下院議長が、来週終わりまでに追加経済対策案を下院で成立させると述べたため下げ幅を縮めた。

小売最大手のウォルマートは赤字決算で売られ、コンテンツ配信ネットワークのファストリーは赤字拡大見通しで大幅安となった。
クラウド電話APIのトゥイリオは買収効果により決算がアナリスト予想を上回ったため急騰した。

ナスダックは3日続落。急騰していたビットコインマイニング企業のライオット・ブロックチェーンは利食い売りに押され反落。
燃料電池メーカーのプラグパワーは6日続落。

NYダウ工業平均は前日比119.68ドル安(0.38％安)の31,493.34ドル。ナスダック総合指数は前日比100.14ポイント安(0.72％安)の13,865.36。S＆P500指数は前日比17.36ポイント安(0.44％安)の3,913.97。　　　

NYダウ採用銘柄はウォルマート、ボーイング、ディズニーなどが売られ、3Mやコカコーラ、マクドナルドなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は17銘柄、上昇は13銘柄。