4月8日の米国株式市場は反発。国立アレルギー感染症研究所の所長が、状況は来週にも好転し始める可能性があると述べたことや、トランプ大統領が感染が広がっていない中小都市や市町村で経済活動の再開に着手する可能性が高いと報じられたことも好感された。
民間の医療保険を廃止して公的な国民皆保険の導入を訴えていたサンダース上院議員が大統領選から撤退すると発表し、医療保険のユナイテッドヘルスが買われた。
NYダウ工業平均は前日比779.71ドル高(3.44%高)の23,433.57ドル。ナスダック総合指数は前日比203.64ポイント高(2.58%高)の8,090.90。S&P500指数は前日比90.57ポイント高(3.41%高)の2,749.98。
NYダウ採用銘柄ではレイセオン、ユナイテッドヘルス、ダウなどが買われ、ディズニーやウォルマートはさえなかった。指数を構成する30銘柄中、上昇は28銘柄、下落は2銘柄。