5月18日の米国株式市場でNYダウは続落。
4月の住宅着工件数が年率換算で前月比9.5％減と市場予想の2.2％減よりも悪化した。木材価格の高騰が影響したと見られている。
低調な経済指標を受けて、景気回復が緩やかになるという見方から、資本財のキャタピラーやハネウェルインターナショナルや素材のダウケミカルが売られた。
石油会社のシェブロンは、著名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが保有株を大幅に減らしたことで下落した。

ナスダックも続落。アマゾンやアップル、フェイスブックが安く、コインベースは5日続落。

NYダウ工業平均は前日比267.13ドル安(0.78％安)の34,060.66ドル。ナスダック総合指数は前日比75.41ポイント安(0.56％安)の13,303.64。S＆P500指数は前日比35.46ポイント安(0.85％安)の4,127.83。　　　

NYダウ採用銘柄はシェブロン、キャタピラー、ダウケミカルなどが売られ、ウォルマートやユナイテッドヘルス、マクドナルドは値上がりとなった。指数を構成する30銘柄中、下落は26銘柄、上昇は4銘柄。