5月24日の米国株式市場でNYダウは3日続伸。
中国の価格抑制策を受けて、中国の鉄鉱石の価格が下落したため、インフレ観測が後退した。
FRBのブレイナード理事が、経済再開に伴いインフレの高進が予想されるが、持続的なオーバーシュートにつながるリスクは低いという見解を示したことも影響し、10年債利回りは0.02％低下し1.60％となった。
金利低下を受けてハイテク株が買われ、ビットコインの反発も好感された。

商業用有人宇宙飛行企業のヴァージン・ギャラクティックやカジノ関連のプレイAGSが物色された。
これまで新型コロナで行動が抑制されていたが、ワクチン接種が進んでいるため、リベンジ消費で享楽的なものに関心が向かうと予想されている様子

ナスダックは反発。テスラやエヌビディア、アプライドマテリアルやカジノ関連のドラフトキングズが高い。

NYダウ工業平均は前日比186.14ドル高(0.54％高)の34,393.98ドル。ナスダック総合指数は前日比190.18ポイント高(1.41％高)の13,661.17。S＆P500指数は前日比41.19ポイント高(0.99％高)の4,197.05。　　　

NYダウ採用銘柄はマイクロソフト、セールスフォース、シスコシステムズなどがなどが買われ、アムジェンやホームデポ、トラベラーズなどは安い。指数を構成する30銘柄中、上昇は22銘柄、下落は8銘柄。