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概況/米国市場2021年6月11日

☆6月10日の米国株式市場は、NYダウ0.06%高、ナスダック0.78%高、S&P500 0.47%高

6月10日の米国株式市場でNYダウは4日ぶりに反発。
取引開始前に発表された5月の消費者物価は前年同月比5.0%上昇と2008年8月以来、12年9カ月ぶりの高い伸びとなった。市場予想は4.7%上昇。

だが、消費者物価上昇の主因は中古車や航空運賃など、コロナ禍で低迷した旅行関連だったため一時的な可能性が高く、FRBは量的緩和の縮小を急がないだろうと受けとめられた。

NYダウは序盤に290ドル高となったが、長期金利が低下したため、金融株が下落し、指数も伸び悩んだ。10年債利回りは0.06%低下の1.43%。

ファイザーやメルクなどの医薬品株は高い。

ナスダックは反発。4月29日以来の1万4,000ポイント台となった。
アマゾンやAMDが買われ、バイオジェンが上昇。

NYダウ工業平均は前日比19ドル(0.06%)高の34,466ドル。ナスダック総合指数は前日比108ポイント(0.78%)高の14,020。S&P500指数は前日比19ポイント(0.47%)高の4,239。   

NYダウ採用銘柄はウォルグリーン、メルク、アムジェンなどが買われ、キャタピラーやゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどは売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は20銘柄、下落は10銘柄。

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