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概況/米国市場2021年6月3日

☆6月2日の米国株式市場は、NYダウ0.07%高、ナスダック0.14%高、S&P500 0.14%高

6月2日の米国株式市場でNYダウは小幅ながら5日続伸。
地区連銀経済報告(ベージュブック)は、米国経済が4月上旬から5月下旬にかけて緩やかに拡大し、前回の報告時期よりもやや加速したという認識を示した。
NYダウは前半に買われたが、高値警戒感から伸び悩んだ。
こうした中、映画館チェーンのAMCエンターテインメントが急騰した。
クレジットカードのビザは5月のカード利用が4月から拡大したことで買われた。

ナスダックは小反発。半導体のエヌビディアやワクチンのモデルナ、アメリカン航空が高い。
一方、電気自動車メーカーのテスラは、ブレーキ・キャリパーのボルトが緩み、タイヤの空気圧が低下する可能性があるため、米国で約6,000台をリコール(回収・無償修理)することで売られた。

NYダウ工業平均は前日比25ドル(0.07%)高の34,600ドル。ナスダック総合指数は前日比19ポイント(0.14%)高の13,756。S&P500指数は前日比6ポイント(0.14%)高の4,208。   

NYダウ採用銘柄はウォルグリーン、シェブロン、ビザなどが買われ、ダウケミカルやディズニー、ハネウェルなどは売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は20銘柄、下落は10銘柄。

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