6月23日の米国株式市場でNYダウは反落。
5月の新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で76万9千戸と、前月比5.9％減少し、2カ月連続の減少となり、エコノミスト予想の87万戸を下回った。
住宅需要の減退が警戒され、化学資材の3Mは下落した。

WHO(世界保健機関)が、若者は新型コロナウイルスワクチンを接種することで、心臓の炎症を起こすリスクが高まることから、18歳以下は接種すべきではないと発表したため、ファイザーは売られた。

ナスダックは3日続伸。テスラやクローバー・ヘルス・インベストメントが高い。

NYダウ工業平均は前日比71ドル(0.21％)安の33,874ドル。ナスダック総合指数は前日比18ポイント(0.13％)高の14,271。S＆P500指数は前日比4ポイント(0.11％)安の4,241。　　　

NYダウ採用銘柄は3M、IBM、インテルなどが売られ、ディズニーやゴールドマン・サックスやアメリカン・エキスプレスなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は23銘柄、上昇は7銘柄。