8月31日の米国株式市場でNYダウは4日ぶりに反落。中国が28日に輸出制限技術リストを改訂した。新たな制限はバイトダンスが利用している技術を網羅する可能性があると報じられたため、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業売却に影響を与えるという懸念から、買収を計画しているマイクロソフトとウォルマートが売られた。
ナスダックは続伸。株式分割実施で購入単価が下がったアップルとテスラが高い。
NYダウ工業平均は前日比223.82ドル安(0.78%安)の28,430.05ドル。ナスダック総合指数は前日比79.82ポイント高(0.68%高)の11,775.46。S&P500指数は前日比7.70ポイント安(0.22%安)の3,500.31。
NYダウ採用銘柄はディズニー、JPモルガン・チェース、ボーイングなどが売られ、アップルやインテル、セールスフォースなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は23銘柄、上昇は7銘柄。