TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  ☆9月23日の米国株式市場は急反落、NYダウ1.92%安、ナスダック3.02%安、S&P500 2.37%安
概況/米国市場2020年9月24日

☆9月23日の米国株式市場は急反落、NYダウ1.92%安、ナスダック3.02%安、S&P500 2.37%安

9月23日の米国株式市場は急反落となった。
FRB議長が議会証言でコロナ禍からの景気回復が進展しているとはいえ、コロナ前の2月時点と比較すると、なお何百万人もの失業者がおり、道のりは長いとした上で、議会とFRBの双方が支援すれば、回復のスピードは速まると述べたが、議会は新型コロナウイルスに対する支援策で膠着状態となっていることが警戒された。
ハイテク株主導で下落。
ナスダックではテスラは3年後に2万5,000ドル(約260万円)の電気自動車を投入する計画を発表したが、バッテリー(電池)の量産は2022年以降になるとの見通しを示した。2030年に3テラワットのバッテリーを自社生産できる体制を目指すことを発表。
だが、電池の量産に時間が掛かると受け止められ、大幅安となった。他にアマゾンやアップル、エヌビディアも安い。

NYダウ工業平均は前日比525.05ドル安(1.92%安)の26,763.13ドル。ナスダック総合指数は前日比330.65ポイント安(3.02%安)の10,632.98。S&P500指数は前日比78.65ポイント安(2.37%安)の3,236.92。   

NYダウ採用銘柄はセールスフォース、シェブロン、アップル、ボーイング、マイクロソフトなどが下落率上位。
上昇したのは2銘柄と僅少だったが、ナイキは好決算を発表したことで大幅高となり、ジョンソン&ジョンソンは新型コロナウイルスワクチンで最終治験の開始を発表で小反発となった。

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