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コラム2020年10月27日

【本日のマーケット】10月27日(火)

10月27日(火)のマーケット                                                                   

前日の米国市場でNYダウは大幅続落。下げ幅は一時965ドル安までげ急落する場面も。米国の新型コロナウイルス感染者数が24日は7万9,852人と、過去最多だった前日の8万4,244人に迫る水準となった。新型コロナ経済対策協議が11月3日の大統領選挙前の合意は困難という見方もネガティブ視された。NYダウは前日比650ドル安(2.29%安)の2万7,685ドル。ナスダックは反落。ユナイテッドエアラインやアメリカン航空が売られ、マイクロソフトやエヌビディア、アルファベット、インテルも下落。ナスダック総合指数は前日比189ポイント安(1.64%安)の1万1,358ポイント。本日の東京市場はNY市場の大幅安を受けて下落スタート。寄り付き後に262円安の2万3232円まで下落するも、売り一巡後は下げ幅を縮める展開。下げ渋りを見せ、高値引け。大引けの日経平均は8円安の2万3485円。売買代金は1兆8631億円。TOPIXは1ポイント安の1617ポイント。

新興市場は反発。ジャスダック平均は4日ぶりの反発。昨日ストップ高となった不二硝子は大幅続伸。DMソリューションは業績上方修正でストップ高。一方、出前館やNo1は下落。マザーズ指数は5日ぶりに反発。弁護士ドットコムは減益だったが、第1Qから改善が見られ上昇。BASE、メルカリ、GNIグループが上昇。直近IPO銘柄のヘッドウォータースも買いが入った。対して、MTGやインパクトHDは下落。

10月最終週の今週は4社がIPO予定。(※【動画】IPO情報局で配信中)本日IPOのカラダノート(4014)はカイ気配を切り上げ、公開価格の450円に対して1,035円カイ気配のまま値が付かず。同社は妊娠育児層のママを対象にアプリを提供し、家族向けサービスを展開する企業のプロモーションを支援している。

チャート上では、下ヒゲを伴い陽線高値引け。10月2日以来、一時は一目均衡表の基準線(2万3338円)を割り込むも、25日移動平均線(2万3443円)を回復。商いは薄いものの底堅い展開。

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米国株波乱 下げ渋る日本株
日本証券新聞10月28日(水)紙面1面TOP記事掲載

収益回復を買う流れ続く

27日の東京株式市場は取引開始前に緊張感が走った。米国におけるコロナウイルス感染者数拡大や大統領選の行方が気掛かり材料になって前日のNYダウが取引時間中に965ドル安、終値でも650ドル安(下落率2.29%)と波乱に見舞われたたためだ。しかし、それを受けた日経平均は9時4分に262円安の2万2,323円まで下押したあとは下げ渋った。大引けは8円安の2万3485円(同0.04%)。粘り腰を見せつける展開となった。21日以降、26日まで4日連続安と波乱商状が続いた東証マザーズ市場も押し目買いが流入し、マザーズ指数は5日ぶりに反発。

米国株式市場の動きいかんでは、なお油断のできない状況にあるものの、日本株には実態面で下値を支える材料が増えている。

なぜ、日本株は下げ渋ったのか。見逃せない材料の一つに主力企業の上方修正がある。

NYダウ

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今日の市況概況
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10月27日(火)☆[概況/大引け]

米国株安で安寄りしたが下げ渋り。日本電産と空運は安く、ネットワンはストップ安。一方、任天堂とソニー、キヤノンは高い

大引けの日経平均は23,485.80円の8.54円安、TOPIXは1,617.53ポイントの1.45ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,192、値下がり銘柄数は903。出来高は9億4,534万株、売買代金は1兆8,631億円。
米国での1日当たりのコロナ新規感染者が23、24日に8万人を超え、7月の記録を上回り過去最多となったことや、11月3日の大統領選挙前に追加対策で与野党が合意するのは困難という見方から、26日のNYダウは大幅続落となった。

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