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コラム2021年1月5日

【本日のマーケット】1月5日(火)

1月5(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場で主要3指数は大きく反落。5日に控えるジョージア州の上院決選投票を前に利食い売りが優勢となり、NYダウは一時724ドル安となり、3万ドルの大台も下回る(2万9,881ドル)となる場面もあった。NYダウは前日比382ドル安(1.25%安)の3万223ドル。ナスダックではアップルやアマゾン、マイクロソフトが売られた。ナスダック総合指数は前日比189ポイント安(1.47%安)の1万2,698ポイント。

本日の東京市場は続落でのスタート。米国市場の下落を受け、2万7,073円まで下落する場面も見られた。一時はプラス圏に浮上する場面も見られたが、米国ジョージア州上院の決戦投票を買いの手は控えられた。大引けの日経平均は99円安の2万7,158円。売買代金は2兆1,336億円。TOPIXは3ポイント安の1,791ポイント。

新興市場はまちまちの展開。ジャスダック平均は4日続伸。フジプレアムと東洋合成、DMソリューションズが大幅高。一方、出前館と不二精機は反落。ワークマンも安い。マザーズ指数は4日ぶりに反落。直近IPO銘柄のウェルスナビ、ココペリが下落。Eコマース関連のBASEとオンライン診療関連のメドレーが反落。対して、直近IPO銘柄のエネチェンジは連騰。オンデックも高い。

チャート上では、酒田五法では「寄せ線」と呼ばれる十字足に近い形状。勢力拮抗する場面で出現し攻防の分岐点と見られるが、酒田五法では「天底の暗示」とされている。

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「強い個別株につけ」第2弾
日本証券新聞1月6日(水)紙面1面記事掲載

逆行高・NTT 新春相場をリード

野村ホールディングス(8604・週足)

日経平均やTOPIXは5日も神経質な足取りを見せた。東証1部市場の上場銘柄のうち、54%にあたる1,184銘柄が下落するなど、売り圧迫を払いきれない地合いが続いている。

そうした状況下にあって比較優位に立つ「強い個別株」をマークすべき、というのが5日付紙面で打ち出した本紙のスタンス。今回はその第2弾。短期的な株価強調にとどまらず、より長いトレンドでとらえた相場好転の可能性が高まってきた銘柄が焦点になる。

その一つが野村ホールディングス(8604)。5日はザラバで前日比3.9%高の561.1円と、昨年12月3日に付けた567.6円に接近。これを上抜くと昨年1月の586.4円高値奪回から、価格帯別累積出来高で見た薄いボリュームゾーン(チャート参照)を駆け上がるようにして600円台を突き進む場面が想定される。連結PBR0.6倍台、予想配当利回り4.4%台という水準も魅力的。

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今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1月5日(火)☆[概況/大引け]

小幅高に戻した場面もあったが、米ジョージア州上院決戦投票を控え、続落。自動車や陸運、医薬品が売られ、半導体関連や電子部品は高い

大引けの日経平均は27,158.63円の99.75円安、TOPIXは1,791.22ポイントの3.37ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は897、値下がり銘柄数は1,184。出来高は9億8,953万株、売買代金は2兆1,336億円。
1都3県で緊急事態宣言が出されると、新型コロナウイルスの感染拡大が沈静化に向かうという意識から日経平均は小幅高に戻した場面もあったが、米国ジョージア州上院の決戦投票を控え、続落となった。民主党が2議席を獲得すると富裕層や企業への増税政策の実現度合いが高まると警戒されている。

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