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コラム2021年1月21日

【本日のマーケット】1月21日(木)

1月21(木)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場は続伸となり、主要3指数は最高値を更新。バイデン大統領の就任式を無事通過し、新政権下で大型経済対策や新型コロナワクチンの普及が進むとの期待が高まった。NYダウは257ドル高(0.83%高)の31,188ドル。ナスダック総合指数は前日比260ポイント高(1.97%高)の13,457ポイント。

本日の東京市場は米国株の最高値更新を受けて、反発でのスタート。寄り付き後に、322円高の2万8,846円まで上昇を見せたが、その後は上値が抑えられた格好。日銀の金融政策決定会合では大規模緩和継続が確認された。大引けの日経平均は233円高の2万8,756円。売買代金は2兆4,955億円。TOPIXは11ポイント高の1,860ポイント。

新興市場は共に堅調展開。ジャスダック平均は4日続伸。出前館、シンバイオ製薬が買われ、メディカル一光は2月末の1対2の株式分割を発表しストップ高。一方でフェローテックとケアサービスは反落。マザーズ指数も続伸。BASEが大幅高。マクアケは米インディゴーゴーと業務提携で急騰。トランスジェニックは上方修正で連日の高騰。対して、太陽電池製造装置のNPCは続落。

チャート上では、5日移動平均線(2万8,534円)を上放れ、ボリンジャーバンドの+2σ(2万9,070円)方向への動きとなり、日経平均は1月14日の高値を更新。

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日経平均、再び30年来の高値更新
日本証券新聞1月22日(金)紙面1面TOP記事掲載

需給のカギは海外ヘッジファンドにあり 野村証券 高田将成クロスアセット・ストラテジストに聞く

バイデン大統領就任日の20日に米国株主要3指数がそろって過去最高値(トライフェクタ)。これを受けた21日の日経平均も14日の高値を更新してきた。市場環境は引き続き極めて良好と言える。ただし、実際にここからの上値を誰が買うのかと言えば、やはりカギを握るのは外国人投資家の動向だろう。21日寄り前公表の財務省統計で2週連続買い越しとなった外国人に今後も期待できるのか。昨秋来の上放れ展開を牽引してきた海外ヘッジファンドなどの情勢に詳しい、野村証券の高田将成クロスアセット・ストラテジスト(写真)に話を聞いた。

――昨年大幅売り越しだった外国人も、11月は現物だけで1兆5,113億円、12月も5,238億円の買い越しに動いた。

「ヘッジファンドは昨年の米国大統領選挙を機に世界全体で買い越しを加速させている。年明け後、ジョージア州上院議員選挙決選投票での“トリプルブルー”実現を受けて、さらにリスクテークを強めた。日本株についても、トレンドフォロワー(順張り派)のCTAが日経平均やTOPIXの先物などを積極的に買っていたが、あくまでもグローバルな株買いの一環としての動きだ」

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今日の市況概況
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1月21日(木)☆[概況/大引け]

反発。ソフトバンクGが買われ、パナソニックはワクチン保冷器で人気。日本M&Aセンターが反発し、ZOZOが高い。一方、半導体関連とレノバは反落

大引けの日経平均は28,756.86円の233.60円高、TOPIXは1,860.64ポイントの11.06ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,288、値下がり銘柄数は785。出来高は11億4,447万株、売買代金は2兆4,955億円。
米国株最高値更新を受けて、日経平均は反発。

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