3月27日（金）のマーケット

本日は権利付き最終日で、配当・優待取りで堅調展開。引けにかけて買い物が入り、
高値引けとなりました。前日のNY市場の大幅高を受け、朝から大きく上昇。週末の
外出自粛要請がロックダウン（都市封鎖）のリスクを感じさせ、1万9000円近辺では
伸び悩む場面も見られましたが、724円高と大幅反発。チャート上では「陽の坊主」で、
たすき線が示現。買いの勢いを感じさせる形となりました。

また、日経平均に先んじてTOPIXは短期トレンドを示す25日MAを奪回。2月13日以来
のことで、株価底上げ機運の強まりを示唆していると考えられます。来週は新年度
相場入りとなり、週明けは権利落ちスタート。引き続き高いボラの相場展開が想定
されますが、早晩に落ち分を埋めて25日高値1万9564円を上回ることが期待されます。

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【外国人「4月買い越し転換」説を追う　20年連続記録達成への“3つの背景”】
日本証券新聞3月30日（月）紙面1面TOP記事掲載

・東海東京調査センター　鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリスト

27日の日経平均は、週末としては8週ぶりの大幅高。とはいえ、前日の米国株大幅
続伸や、また先物大量買いの見込まれる3月期末権利付き最終日であることを踏ま
えれば、手放しでは喜べない。26日引け後発表の投資主体別売買動向(3月第3週)で
示された、止まらない外国人売り(現・先合算で7,741億円売り越し)も懸念要因。
一方で、「4月の外国人売買は19年連続買い越し中」という頼もしいジンクスもある。
さて、今年は…。
需給分析に詳しい東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケット
アナリストに話を聞いた。

・・・続きは紙面・Digital版で！

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今日の市況概況
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3月27日（金）☆[概況/大引け]
日経平均は724円高、権利付き最終日が作用し高値引け

大引けの日経平均は19,389.43円の724.83円高、TOPIXは1,459.49ポイントの60.17
ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,995、値下がり銘柄数は148。
出来高は23億6,833万株、売買代金は3兆9,093億円。
米国株大幅高に連れ高して始まり、朝方の買い一巡後に伸び悩んだが、後場は権利
付き最終売買日の思惑で堅調度合いを増し、高値引け。

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