7月20日（月）のマーケット 
前週末のNY市場で、ミシガン大学が発表した7月の消費者信頼感指数は73.2と、6月の78.1から低下し、市場予想の79を割り込んだことが警戒されNYダウが続落。ナスダック指数は反発。本日の東京市場は、週後半の4連休を控え手控えムードの中、狭いレンジでの値動きとなりました。大引けの日経平均は21円高の2万2717円と3日ぶりに小反発。東証1部の売買代金は1兆6776億円と低水準。
新興市場も小動きとなりました。ジャスダック市場は小幅に反発。テラが買われ、クラスターテクノロジーはコロナ薬研究のミニ臓器関連の思惑から大幅高。3Dマトリックスは吸収性局所止血材製造販売承認を取得と発表しストップ高。対して、プロルート丸光やユビキタスAIは下落。マザーズ指数も小反発。Aimingがストップ高。ライフネット生命も大幅高です。一方、アンジェス、弁護士ドットコムが売られ、直近IPO銘柄のアイキューブドシステムズが下落です。
チャート上でもレンジの狭い動き。終値では5日移動平均線（2万2743円）はクリアできずも、ボリンジャーバンドの＋1σ（2万2707円）をわずかに上抜けた株価位置です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【NEC、富士通、日電産 「3傑」銘柄、そろって高値】
日本証券新聞7月21日（火）紙面1面記事掲載
5G、EV人気のリード役
NEC(6701)、富士通(6702)、日本電産(6594)が20日、そろって年初来高値を更新。海外市場動向をにらんで日経平均がややもたつく中にあって、次世代通信規格「5G」やEV(電気自動車)など有力市場テーマに乗るこの「3傑」銘柄の強さが市場関係者の関心を引き付けた。
NECは2008年7月以来の5,800円台乗せ、富士通が01年6月以来の1万4,000円台を奪回。一時、1月下旬以来の7,700円台に乗せた日本電産は昨年11月に付けた8,417.5円高値にまだ距離を残してはいるものの、21日午後3時15分に発表する今3月期第1四半期(1Q=4～6月)決算で収益回復の方向性が確認されるとの見方が広がっており、決算発表後、利食い売りをこなして上値を追う可能性が出てきた。
・・・続きは紙面・Digital版で！
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7月20日（月）☆[概況/大引け]
週後半の4連休を控え手控えムード。英国が5G通信網で協力要請から富士通とNECは高い。旅行関連は下落
大引けの日経平均は22,717.48円の21.06円高、TOPIXは1,577.03ポイントの3.18ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,320、値下がり銘柄数は771。出来高は9億1,893万株、売買代金は1兆6,776億円。
週後半の4連休中に悪いニュースに見舞われるリスクが警戒され、手控えムードの中、もみ合いとなった。
詳しくはコチラ