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コラム2020年8月24日

【本日のマーケット】8月24日(月)

8月24日(月)のマーケット                                                                   

先週末の米国市場でNYダウは続伸。S&P500とナスダックが最高値を更新。在宅勤務を受けて、大型物件への需要が拡大したことで、7月の中古住宅販売戸数は年率換算で前月比24.7%増加し586万戸となり、2006年12月以来、約13年半ぶりの高水準となったことも好感された。8月末に1対4の株式分割を実施するアップルが連日で上場来高値を更新。テスラも1対5の株式分割により、個人投資家の資金流入が期待され、連日の上場来高値更新。週明けの東京市場は夏枯れ相場が継続。手掛かり材料難から薄商い。大引けの日経平均は65円高の2万2985円。売買代金は1兆5397億円と低水準。2兆円割れは6日連続。

新興市場は堅調展開。ジャスダック平均は続伸。7月IPO銘柄のSpeeeがストップ高。エイジアンスターは香港子会社が上海の特威不動産不動産グループを子会社化することで買われました。対して、出前館、テラ、プロルートは反落。マザーズ指数は活発な商いで連日で年初来高値を更新。1部市場とは対照的に売買代金は今年2番目の高水準。直近IPO銘柄のT&Sが大幅続伸。GNIグループとマクアケが急騰。一方、イグニスやアンジェスが下落。

ニューラルポケットは新規上場3日目で初値形成。公開価格の約5.6倍の5100円で寄り付き、その後はストップ高の6100円まで。同社はAIアルゴリズムによる画像・動画分析とエッジコンピューティング技術を活用してのAIエンジニアリング事業を展開。資金吸収額5億円台の軽量案件のため人気化している。(※【動画】IPO情報局で配信中)

チャート上では5日移動平均線(2万2989円)に頭を抑えられる形が継続。商いが今年最低水準では2万3000円台の値固めも厳しそうな状況。

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米・経済シンポジウム(27~28日)が動因に 「国際景気敏感株」浮上迫る
日本証券新聞8月25日(火)紙面1面TOP記事掲載

大手商社、セメント株などマーク

もみ合い相場の突破口として、景気敏感セクターが存在感を増す方向にある。週明け24日の日経平均は引き続き2万3000円前後で推移。ただ、東証33業種別指数で見ると、機械、化学など景気敏感型はしっかりした値運びを示している。「国際景気敏感株」といわれる三菱商事(8058)三井物産(8031)といった大手総合商社株の玉引き合いも活発化しつつある。

27日に開かれる米・ジャクソンホール会議をきっかけに「政策強化」期待が高まり、それが景気敏感株を刺激する可能性が出てきた。

安倍首相の健康問題も気掛かり材料となって、全体相場は膠着(こうちゃく)ムードが尾を引いたままだ。

当面、最大の注目イベントとして市場関係者の間で意識されているのが27、28日の両日にわたってオンライン形式で行われる米国の経済シンポジウム、いわゆる「ジャクソンホール会議」だ。

・・・続きは紙面・Digital版で!

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今日の市況概況
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8月24日(月)☆[概況/大引け]

ウィズコロナ下で景気回復の足取りが重たく、安倍首相の健康問題も警戒されたため薄商い。巣ごもり需要の任天堂と神戸物産は高い

大引けの日経平均は22,985.51円の65.21円高、TOPIXは1,607.13ポイントの3.07ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は999、値下がり銘柄数は1,070。出来高は7億7,614万株、売買代金は1兆5,397億円。
先週末の米国市場ではS&P500とナスダックは最高値を更新したが、11月の大統領・議会選挙モードに投入しているため、幅広い支持者を取り込もうとする施策が相場を盛り上げている面もある。

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